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ハトのシーズン到来!巣作りを回避しないと大変なことに⁉対策をご紹介

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ハトのシーズン到来!巣作りを回避しないと大変なことに⁉対策をご紹介

毎年いつからか、ハトがベランダに来て困りませんか?

ハトは年中見かけますが、繁殖期のピークは春~初夏にかけてと言われています。

そろそろやってくるハトのシーズンですが、対策を怠ると思いもよらぬ被害に襲われます。

今回は、ハトの生体と繁殖能力、併せて巣作り回避の対策についてご紹介します。

関連記事:ハトの糞の放置は危険⁉その症状の原因は身近に潜む意外な物だった

ハトの生体と繁殖能力

ハトはいつでもどこでも見かけますが、いったいいつどのように増えているのでしょうか。

そして、日中はそこら中で見かけるのに夜間はどこでどう過ごしているのでしょうか。

ハトの生体について知ることで、行動パターンを理解し、どのような対策を取るべきかが見えてきます。
生体と繁殖能力について確認しておきましょう。

電線にとまるハト

ハトの生体と寝床

私たちが普段よく街中で目にするハトは「ドバト」とよばれる種類で、エサの半分以上を人間が道に落としたものや与えたものに頼って生きています。

ハトは1度の産卵で2個の卵を産みますが、その1つ目と2つ目の間は3日ほど空けての産卵となり、この2個の卵はそれぞれがオスとメス1つずつです。

また、卵の温めが本格的に始まるのは2つ目の産卵後からで、初めのうちはメスがメイン、その後はオスとメスが交互で温めます。

卵は生まれてから2~3週間で孵化しますが、ヒナの成長は早く約1ヶ月ほどで巣立ちを迎え、生涯同じ街に住み続けます。

ハトの寿命は20年程。そんな中で、事故にあったりカラスに襲われたりして命を落とすことも少なくありません。

寝床はビルの合間やショッピングセンターの立体駐車場、またベランダの室外機の裏も安心して巣作りをできるのか、そういった場所にもよく住み着くようです。

ハトの繁殖能力

ハトは生まれて半年~10歳くらいまで繁殖能力があり、年に5~6回産卵するケースがあります。

真夏以外は発情期ですが、特に春~初夏にかけてが他の鳥と同様に繁殖期のピークを迎えるようです。

また、ハトは一夫一妻制で、生涯同じパートナーと過ごします。

ハトの子育ては、喉から栄養豊富な液体(ピジョンミルク)を分泌してヒナに与えるため1年中可能で、それもまた増え続ける一つの要因ではないでしょうか。

ハトの巣作りを回避する対策法

ハトは縄張り意識が強く、そのためか一度住み着いた場所にしつこくやって来ます。

そして、住み着いたハトは、巣や寝床であるにもかかわらず糞を落とします。

糞は悪臭を放つほか、ダニや害虫によるアレルギー、病原菌を媒介するといった健康被害を引き起こすため注意が必要です。

では、巣作りを回避する対策について確認しましょう。

ベランダにやってきたハト

ハトを寄せ付けない

ハトは巣作りの前に候補となる場所を度々訪れて、その場所が安全であるかを確認します。

まずは寄せ付けない。そして、訪れたハトを追い払うことが肝心です。

ハトの長居を許してしまうと巣作りを始めてしまうため、早めに追い払いましょう。


ベランダやハトが好みそうな場所の小まめな掃除

ハトの糞がベランダに落ちていた場合、臭いに安心したハトが寄って来るため、糞を見つけたら小まめに掃除をしましょう。

また、室外機の裏などのゴミが溜まりやすい所は格好の場所です。

知らぬ間に小枝などが集まっている場合は、巣作りが始められている可能性があるため必ず除去しておきましょう。

ハトの好むすき間を無くす

ハトは、ベランダの室外機や鉢植えなどのすき間を好んで巣作りをします。
天敵から身を守るための行動と言えるでしょう。

少しのすき間でも巣作りの格好のポイントとなるため、ベランダに物をあまり置かないように気を付け、すき間を塞ぐといった対策が必要です。

まとめ

度々やってくるハトに何も出来ずにいると、健康被害など、深刻な問題が発生しかねません。

ですが、ハト自体や生まれてしまった卵に無許可で危害を加えることは、動物愛護管理法や鳥獣保護法によって禁止されています。

まずは寄せ付けないことが重要です。早目の対策を心がけましょう

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