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家事ってやらなくちゃいけないもの?家事嫌い主婦が考えてみた

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家事ってやらなくちゃいけないもの? 家事嫌い主婦が考えてみた

家事嫌いな主婦は少なくないのではないでしょうか。
家事好きで丁寧な暮らしをしている人を横目で見ては、自分には出来ないなと諦める。
かく言う私も、どうにかして家事から逃れられないか日々模索しております。

人が生活するにあたり、家事は必要不可欠です。それは、家族と同居していても、一人暮らしであっても同じです。心身ともに健康に過ごすのには家事が適切になされている必要があるのです。

出来ることなら楽をしたいけれど、誰かが必ずやらなくてはなりません。仕事は休みの日があるけれど、家事は休んだからといってなくなるものではありません。どんどん溜まっていくのです。

今回は、そんな避けられない家事とどううまく付き合っていくかを考えてみます。

関連記事:子育て主婦の自己肯定感の重要性とは?毎日を楽しく過ごすためのヒント

家事の種類と苦労

溜まった洗い物

家事には、すぐに思い浮かぶ代表的なものから、細かすぎて家事と認識していないようなものまで、さまざまな種類があります。また、学生時代に家庭科でも習ったものもあれば、日常生活を送る中で自然と身についてきたものもあるかと思います。

・料理
・洗い物
・掃除
・洗濯
・買い物
・ゴミ出し
・子供関連
・名もなき家事

みなさんはどの家事が得意ですか?また、どの家事が苦手ですか?
私は基本的に、全ての家事が得意でもなく苦手でもありませんが、面倒に感じてしまいます。

特に料理については、毎日毎回「何を食べるのか」メニューを考えることが億劫です。自分一人ならすぐに決まるメニューも、家族の分も用意するとなると量や内容も考慮しないといけません。それが毎食事ではなくても、毎日毎日。

その他の家事も毎日、その都度片付けなければ、どんどんやることが溜まってしまいます。
名もなき家事なんて、家族全員が使っているのになんで毎回私がシャンプー補充しなくちゃいけないのか。その他にも、家族が快適に過ごすために細かな家事を気づかれずに行っている。文句を言いながらもタスクを片付けているのです。

また、子供の学校関連や習い事について、我が家では子供が大きくなったので以前よりは時間を取られることはないですが、小学生までのお子さんがいらっしゃる家庭では家事にかかる時間や苦労は何倍にもなるのではないでしょうか。

家事にかかる時間

そもそも家事にはいったいどれくらいの時間がかかっているのでしょうか。大体これくらいの時間で片付くと予想して作業をしても、「えっ⁉もうこんな時間⁉」と次のタスクの時間が迫ってしまうことがよくあります。実際に家事に費やしている時間をみてみましょう。

家事にかかる時間を調べていると、総務省統計局に興味深いデータが掲載されていました。

https://www.stat.go.jp/data/shakai/1996/3-3.html

総務省統計局による統計データによると、家事にかかる週全体の1日の平均時間は、夫婦と子供のみの世帯の専業主婦では7時間30分、共働きの主婦では4時間33分もかかっているそうです。
実に、専業主婦では1日のうちの約3分の1、共働き主婦も約5分の1ほどの時間を家事に費やしているのです。

では、家事のタスク毎ではどのくらい時間がかかっているのか。手抜きが明るみになって恥ずかしいのですが、我が家のタイムスケジュールでみてみましょう。

degumiの一日

6:10 起床 顔を洗う
6:15 洗濯機を回す(5分)
6:20 食洗器の中の食器を片付ける(5分)
6:25 弁当作り(45分)
7:10 化粧
7:25 朝食・布団をあげる(1分)
7:40 洗濯物を干す(15分)
7:55 残りの身支度
8:15 トイレを軽く掃除(5分)
8:20 掃除機がけ(15分)
8:35 通勤
18:10 退勤後、自宅最寄りのスーパーで買い物(20分)
18:30 帰宅、買ってきたものをしまう(5分)
18:40 夫が取り込んでくれている洗濯物を畳む・しまう(洋服は畳んでくれてあり、下着類は私が畳む)(10分)
18:50 夕食作り(45分)
19:35 夕食・ダラダラタイム
20:30 入浴・就寝身支度
21:30 子供の習い事のお迎え(90分)
23:00 帰宅・就寝

トータル家事時間 4時間35分

私の場合は、調理にかける時間を削っていますが、子供のお迎えの時間を含めると先ほどのデータとほぼ同じくらいの時間を家事に費やしています。
みなさんも一度、細かく書き出してみてください。きっと思いもよらぬほどの時間がかかっているはずです。

嫌いな家事

好きな家事もあれば、嫌いな家事もひとそれぞれあると思います。
マイナビニュースに嫌いな家事ランキングが掲載されていました。

嫌いな家事ランキング
https://news.mynavi.jp/article/20231110-2812100/

こちらのランキングは、マイナビニュース会員に「嫌いな家事は?」とアンケートを取った結果だそうです。
ランキングの中には、我が家に該当しない家事も含まれますが、私はアイロンがけがとても嫌いです。
今はアイロンがけは必要に応じて程度しか、やる頻度はありませんが、結婚当初は夫のYシャツをアイロンがけしていました。不得意ではないのですが、肩が凝って仕方なく、共働きになってしばらくしてからは夫に自分でアイロンがけをするように申し入れました。「なんで俺が。」と最初は言われました。ですが、共働きなのにいつまでも妻の負担にするのもおかしな話ですよね。断固アイロンがけを拒否しました。

みなさんはどの家事が嫌いですか?

ラク家事を検証してみる

掃除のイメージ画像

ラク家事という言葉を最近よく耳にします。インターネットやSNSが普及し、今は欲しい情報がすぐに手に入る時代です。その中で、生活をより快適にする方法に関心がある人が多いのではないでしょうか。

「ラク家事」。なんていい響きなのでしょう。

ラク家事という言葉は元々、都度都度行っていた家事をまとめて一回で済ますことを指していたようですが、最近ではもっと広い意味で使われているように思います。

料理のラク家事

・カット野菜や水煮された食材を使う
・休みの日に常備菜を作り置きする
・調理家電を使う
・ワンパン料理など調理工程を減らす
・茹でるをレンチンに置き換える

この他にも、料理についてのラク家事は検索すればいくらでも出てきます。調理工程を減らす、他の調理方法に置き換える、火を通す工程を調理家電に任せるなど。
便利なものもたくさんあり、調理の仕方にこだわりがないのであれば新しいものを試してみるのがおすすめです。

関連記事:「献立、考えたくない」毎日の夕食に悩まされずにラクする方法

掃除のラク家事

・ロボット掃除機を使う
・ハンディモップやフローリングワイパーを使う
・洗剤の活用
・掃除業者に依頼する

掃除グッズはありとあらゆるものが出回っています。また、掃除家電に頼る家庭も今は多いのではないでしょうか。
その他にも、換気扇やエアコンなど、毎日掃除する箇所でなければ掃除業者に頼んでしまうのもいい方法だと思います。

自身での掃除であれば、実は、ちょこちょこ掃除をする方がまとめて行うよりも時間が短縮できたりもします。コンロは使い終わった後にサッと拭いてしまったり、棚に溜まったホコリなどもハンディモップで気が付いたときに払ってしまいます。そうすれば、実際汚れが溜まってから掃除をするよりも、作業の手間が少なくて済みます。

洗濯のラク家事

・全自動洗濯乾燥機を使う
・洗濯サービス業者に頼む

洗濯についての家事をラクにするには、乾燥機を上手く使うことがおすすめです。
乾燥機を使うことによって、天日干しよりもフワフワにしあがります。また、冬場に至ってはなかなか乾かないイライラからも解放されます。

乾燥機が自宅にない場合はコインランドリーを利用したり、洗濯サービス業者をりようするのもよいでしょう。洗濯サービス業者は洗濯・乾燥・畳みまでをすべて行ってくれます。
料金はそれなりにかかってしまいますが、どうしても手が回らない時には無理をせずに、こういったサービスの利用もいいのではないでしょうか。

買い物のラク家事

・休みの日に1週間分の買い物をする
・ネットスーパーを利用する

休みの日にまとめて買い物をするのは、結構実践している家庭も多いのではないでしょうか。
食材は、大容量のものを買うことでグラムあたりの単価を抑えられたりもします。

買い忘れや、買い足しなどの場合にはネットスーパーを利用するのもおすすめです。朝に注文すれば、夕食の調理には間に合うように届きます。また、ネットスーパーを普段から利用していれば感染症に感染してしまい外出ができない時にも、かんたんに置き配で注文ができます。

「しない」家事を割り切る

そもそも、いま行っている家事はすべて必要なものでしょうか。

我が家では、朝食は調理パンや菓子パンで済ますことがほとんどですし、先に書いたように、アイロンがけは極力しません。気にならないのであれば、掃除だって毎日する必要はないのです。

心もカラダも健康でいられるバランスを見つけて、やらなくても気にならないことは家事のタスクから削除してしまいましょう。それもラク家事の一つといえるでしょう。

改めて我が家の家事をみなおしてみる

家事のイメージ画像

タイムスケジュールを書き出し、ラク家事を検討してみたところで、実際どれを取り入れることができるのか検討してみましょう。

我が家の場合、洗濯物を干す工程、掃除機がけは短縮・タスク削除の検討の余地があります。
洗濯物の中で、乾燥機を使用してよいものは乾燥機を利用すれば、10分ほど作業が短縮できるはずです。また、干さないことで、夫が洗濯物を取り込む時間も削減できます。

掃除機がけは、私の場合、フローリングにホコリが落ちていることがストレスになるので、フローリングワイパーに変えます。それだけでも5分の時間を短縮することができるでしょう。

また、子供の習い事のお迎えについては、夫と交代制でもよいかもしれません。それを夫にお願いするのは、待ち時間が長いので気が引けるのですが、そこを変わってもらえれば週に何時間単位で家事の時間が削減できます。

まとめ

私は家事が嫌いです。
ですが、こうやって家事について考えてみることで気が付いたことがあります。

家事は、自分自身が快適に過ごすために行っているのだということ。

きっと、家族は今より掃除ができていなくてもあまり気になるタイプではないのです。私自身が気になるから掃除しているのです。
料理も、何品も用意しなくても、量が足りていれば家族は文句を言わないでしょう。
それも私自身がそうしてあげた方がいいと思い込んでいるのです。「やらないと自分が気になるからやる」どうやら、その考えに囚われているのです。

実際はもっと家族にお願いしていいこともあるはずです。
自分の気の持ちようでどうにでもなってしまうということ、それに気づけただけで少しラクになれた気がします。負担が大きく感じた時は、家族やサービスにもっと頼ってみようと思います。

みなさんは心とカラダにとって、ラクな家事をすることができていますか。

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