【徹底解説】髪のうねり原因とタイプ別おすすめヘアケア方法
鏡で髪のうねりを見るたびに、憂鬱な気持ちになりませんか?
この記事では、髪のうねりの原因と、タイプ別のおすすめヘアケアを紹介します。
髪のうねりの悩みを解決したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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髪の「先天性のうねり」と「後天性のうねり」
髪のうねりには、「先天性のうねり」と「後天性のうねり」があります。
生まれつき髪の毛がうねっていて、天然パーマとも呼ばれる先天性のうねり。
幼少期はストレート髪だったものの、加齢や髪のダメージ、乾燥、頭皮の汚れなどが原因で起こる後天性のうねり。
どちらも、コンプレックスに感じる方が多く、うねりの度合いや、うねり方は人によって様々です。
うねりは完全に治すことはできませんが、適切なヘアケアで、うねりを抑え、髪を扱いやすくすることは可能です。
髪のうねりの原因は?
髪のうねりの主な原因は、以下の4つです。
- 髪の内部の水分量のバランスが崩れていること
- 髪の表面のキューティクルが傷んでいること
- 頭皮の環境が悪いこと
- 加齢による髪の変化
それぞれの原因について、詳しく見てみましょう。
髪の内部の水分量のバランスが崩れている
髪の内部は、水分を吸収しやすい親水性のコルテックス(タンパク質)と、水分を吸収しにくい疎水性のコルテックスで8〜9割構成されています。うねりは、これらのバランスの崩壊が原因です。
具体的には、乾燥や過剰な湿気によって、髪の内部の水分量が不安定になることが原因と考えられます。
髪の表面のキューティクルが傷んでいる
髪の表面には、うろこ状のキューティクルと呼ばれる膜があり、キューティクルは、髪の内部の水分を守る役割をしています。
ヘアカラーやパーマなどのダメージや、紫外線などの外部刺激によって、キューティクルが傷んでしまうと、髪の内部の水分が逃げやすくなり、乾燥やうねりの原因に。
頭皮の環境が悪い
頭皮は、髪の毛が生える土台となる場所です。頭皮環境が悪いと、髪の毛は正しく育たず、うねりが生じやすくなります。
頭皮環境悪化の悪化は、頭皮の汚れや皮脂の過剰分泌、血行不良などが原因です。
加齢による髪の変化
加齢とともに、髪の毛の水分量やタンパク質のバランスは変化します。
髪の毛の水分量が減少し、タンパク質が変性することで、髪は硬くなり、うねりが生じやすくなるのです。
また、頭皮の血行不良も進行するため、髪への栄養が行き渡りにくくなり、うねりが悪化する可能性も。
髪のうねりのタイプ別特徴
髪のうねりについて、4つのタイプ毎に特徴を確認しましょう。
- 乾燥タイプ
• 髪が乾燥しやすく、パサつきや枝毛が目立つのが特徴です。
• 乾燥によって、髪の内部の水分量が不安定になり、うねりが生じやすくなります。
• 乾燥タイプの方は、保湿を意識したヘアケアが大切です。 - ダメージタイプ
• ヘアカラーやパーマなどのダメージによって、髪が傷んでおり、うねりが強いのが特徴です。
• キューティクルが傷んで、髪の内部の水分が逃げやすくなり、うねりが生じます。
• ダメージタイプの方は、ダメージ補修効果のあるヘアケアが大切です。 - くせ毛タイプ
• 生まれつき髪の毛がうねっているのが特徴です。
• 髪の毛の形や太さなどが、うねりに影響していると考えられます。
• くせ毛タイプの方は、くせ毛専用のヘアケアが大切です。 - 加齢によるうねりタイプ
• 加齢によって、髪の毛の水分量やタンパク質のバランスが変化し、うねりが生じるのが特徴です。
• 髪の毛が硬くなり、ハリやコシが失われることで、うねりが悪化します。
• 加齢によるうねりタイプの方は、エイジングケア効果のあるヘアケアが大切です。
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タイプ別おすすめヘアケア方法
髪のうねりを抑えるには、うねりタイプに合った方法でケアすることが重要です。
ここでは、タイプ別でのヘアケア方法を解説します。
乾燥タイプ
乾燥タイプの髪のうねりには、保湿を意識したヘアケアが大切です。
- 保湿力の高いシャンプーやトリートメントを使用する
- ヘアオイルやヘアミルクで髪を保湿する
- ドライヤーの熱ダメージを防ぐために、髪を完全に乾かさない
- 週に1~2回、ヘアマスクを使用する
ポイントは、髪に水分を補給し、保持することです。
保湿効果のあるシャンプーやトリートメントを選ぶ際には、ヒアルロン酸、セラミド、ホホバオイルなどの保湿成分が配合されているものを選びましょう。
また、ヘアオイルやヘアミルクを、お風呂上がりやドライヤー前に髪に塗ると、効果的です。
ドライヤーは、熱ダメージを防ぐために、弱風でぬるめに乾かしましょう。
ダメージタイプ
ダメージタイプの髪のうねりには、ダメージ補修効果のあるヘアケアが大切です。
- ダメージ補修効果のあるシャンプーやトリートメントを使用する
- ヘアオイルやヘアミルクで髪を補修する
- ドライヤーの熱ダメージを防ぐために、髪を完全に乾かさない
- 週に1~2回、ヘアマスクを使用する
ポイントは、傷ついた髪を補修し、キューティクルを保護することです。
ダメージ補修効果のあるシャンプーやトリートメントを選ぶ際には、ケラチン、コラーゲン、シルクなどの補修成分が配合されているものを選びましょう。
ヘアオイルやヘアミルクは、ダメージ補修効果のあるものを選ぶと効果的です。
ドライヤーは、熱ダメージを防ぐために、弱風でぬるめに乾かしましょう。
くせ毛タイプ
くせ毛タイプの髪のうねりには、くせ毛専用のヘアケアが大切です。
- くせ毛用のシャンプーやトリートメントを使用する
- ヘアオイルやヘアミルクで髪を保湿する
- ドライヤーで髪を乾かす前に、洗い流さないトリートメントを使用する
- アイロンやコテを使って、髪をまっすぐに伸ばす
ポイントは、髪の水分量をコントロールし、うねりを抑えることです。
くせ毛用のシャンプーやトリートメントを選ぶ際には、保湿効果とくせ毛抑制効果のあるものを選びましょう。
ヘアオイルやヘアミルクは、保湿効果のあるものを選ぶと効果的です。
ドライヤーで髪を乾かす前に、洗い流さないトリートメントを使用することで、髪の水分量をコントロールし、うねりを抑えることができます。
アイロンやコテを使う場合は、低温でゆっくりと髪を伸ばしましょう。
加齢によるうねりタイプ
加齢によるうねりタイプには、エイジングケア効果のあるヘアケアが大切です。
- エイジングケア効果のあるシャンプーやトリートメントを使用する
- 頭皮マッサージをして、頭皮の血行を促進する
- バランスのとれた食事を心がけ、髪に必要な栄養素を摂取する
- 十分な睡眠をとる
ポイントは、頭皮の環境を改善し、髪のハリやコシを補うことです。
エイジングケア効果のあるシャンプーやトリートメントを選ぶ際には、頭皮ケア効果とハリ・コシ効果のあるものを選びましょう。
また、頭皮マッサージには、血行を促進し、頭皮の汚れを除去する効果があります。
その他にも、栄養バランスのとれた食事、十分な睡眠で髪へ栄養を届けましょう。
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うねりタイプに合ったヘアケアで美しい髪へ
今回は、髪のうねりタイプ毎の特徴とヘアケアを紹介しました。
髪のうねりは、一度現れると、その後完全に無くすことはできません。
ですが、タイプに合った適切なケアで、うねりを抑え、扱いやすい髪へ導くことは可能です。
ぜひ、ここで紹介した内容を試して、髪のコンプレックスをうまく乗り切りましょう!
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